有効求人倍率がうなぎ登りの現在、優秀な学生アルバイトを継続的に集めることが、売上アップのポイントになります。ところで、最近の大学生のアルバイト探しのトレンドは正確に把握されているでしょうか。以下の点に注意が必要です。
教師募集・教師トレーニング
学習塾サービスの肝となるものは、塾で教える先生です
アルバイト募集の7大原則
適切な賃金体系であること
スマートフォンやwebで職探しするケースが圧倒的であること
「やりがい」を感じられる職場であること
将来(就職)の役にたつこと
新しい人間関係(バイト友達)が作れること
キレイで働きやすい職場であること
自分の時間をいかに大切に出来るか否か
集客方法自体も、例えば「LINEバイト」など、様々な新サービスを上手に使い分ける必要があります。独自にデザイン部門を持つXistであれば、魅力的なポスターやチラシで、大学生の心を掴むことが出来ます。
また、教師のトレーニングも大切です。
社会人になる前の大学生に、未来輝く子どもたちの授業を任せるのです。教務面だけでなく、その人間性を見抜き、育てるノウハウがとても重要です。
マニュアルももちろん完備していますが、先述のような「最近の若者が求めるもの」を上手に利用する必要があります。円滑な塾運営のためには、教師のコントロール技術が必須です。外部のコンサルタントだからこそ「いつも教室長が怒っているのは、君らアルバイトを守るためでもあるんだよ」という客観的な指導も行えます。
「ブラックバイト」と言われないために
昨今「ブラックバイト」という用語が使われ始めており、シフトで無理をお願いするケースが多い学習塾バイトは、牛丼チェーンと並んでブラックバイトの代名詞になりつつあります。SNSを通じて、下手をすると近隣大学全てに「ブラックバイト」のうわさが流れることもありますので、適切な対応が必要です。
もし、「残業手当を支給する義務がある」「雇用主の都合で解雇してはいけない」と言ったルールがアルバイトにも適用されることをご存知でなければ、早急に対策が必要かもしれません。
また、予防法学的な観点から、給与体系・税金計算・各種届出・契約書や就業規則の内容もしっかりと個別指導塾アルバイト向けに作成しておく必要があります。特に他の業種から参入される場合にはハードルが高く感じる部分ではありますが(私自身もそうでした)、一度作ってしまえば、むしろ清廉潔白なアルバイト先として他塾と差別化できるポイントでもあります。
弊社では特にFC学習塾ビジネスに精通した、顧問弁護士、税理士、行政書士、社労士さんたちのお力をお借りしています。税務、労務以外にも、本部との契約トラブルから政府補助金申請まで、何でもお気軽にご相談くださいませ。
教師からも、保護者からも責任を求められる教室長業務は、ひたすら孤独です。その責任の一端を私たちが担い、より良い方法をご提案できるのであれば、これほど嬉しいことはありません。