教師採用のCPはだいたい1人当たり30,000円から40,000円と言われています。ちなみにこの金額は通年です。局地的に見れば都市部や郊外でも違いは出ますし、時期的な問題でも大きく変わりますが1年間で見るとだいたいこれくらいの人数になります。
先日お伺いしたクライアント様でのこと。
「おかげさまで春期講習が成功して新規生徒も増えて万々歳なんだけど、教師がいなくてね・・・どうしたもんだろう。」
だいぶ前に、1月2月に私言ったんですけどね。
「多分、生徒増えますよ。そうなった時、今の教師数では無理でしょ。仮に平常の授業は何とかなったとしても夏期講習出来なくなりますよ。」と。
「まだどないなるかわからへんから、教師募集せんわ。生徒来てからする。」
お気持ちは十分理解できるんですけどね。生徒来てから教師募集しても手遅れのケースが多く・・・
というのも教育業界は今、非常な求人難です。
「教育業界=ブラック業界」という不名誉なレッテルを貼られ、そうじゃなくきちんとマジメに誠実に対応している塾さんも同列に見られ、学生・社会人からも敬遠される業種となってしまい時給が若干高かろうが選択肢にすら入れてもらえない時代となりました。
そんな中でも比較的確保しやすい時期と言われるのが4月5月と言われています。
新年度、新学年が始まりお仕事を探されている絶対数が増えるこの時期に確保しておかないと夏期講習で授業が増えるから7月に募集しても学生は前期テストがあって難しい、仮に来ても夏休みだけの短期だけ。たかだか2ケ月だけの為に紹介料払うのも・・・
同様に冬期講習前、入試前に授業数が激増してその対策に教師を増やしたいと思っても前述同様のケースが起きてしまう。
このようなことにならない為に、若干あぶれるかなと思っても、4月5月にキープしておくことが大切です。
このことは、大概どこの塾さんでも理解していることなので実は4月に募集初めても遅いんです。他より先に動いて囲い込みをする。これが鉄則です。生徒募集と同じですね。
Xistのコンサルティングでは教師募集のご相談にも乗っています。塾運営でお困りの際は是非一度0120-05-1519までお問合せ下さい。
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